出演者・ Hico Natsuaki / 夏秋 文彦さん。
本日のご紹介は「Hico Natsuaki / 夏秋 文彦」さんです!
鍵盤ハーモニカ、ピアノ、口琴、笛、パーカッションと何でもにこなすマルチプレイヤー。 夏秋さんについてまずお伝えしたいはその独特な鍵盤ハーモニカの演奏方法。
鍵盤ハーモニカを立って演奏する場合、 左手で鍵盤ハーモニカを持ち、 右手で鍵盤を押さえると言うのがスタンダードだと思うのですが、 夏秋さんは左手で楽器も支えつつも鍵盤を押さえる「両手弾き」なので音の厚みと言うか和音の感じが独特なのです。
夏秋さんとの出会いは 2005年11月18日。 なぜこんなに正確に記憶しているかと言うと、 この日はじぶこんの2ndアルバム「ともえ」の発売日だったのです。 その日吉祥寺の「ブルームーン」と言うお店で毎月行われているディジュリドゥナイトで2~3曲の演奏をさせて頂く事になり、いざ演奏を始める直前「よかったら一緒にセッションさせてもらえませんか?」と一人の人がすーっと近づいて来ました。 その方が夏秋さんでした。 曲のKeyを告げただけで「彼方へ」と言う曲を演奏したのですが、初めての一緒の演奏なのに始まりから終わりまでぴったりで感動し、 曲が少し浮遊した感じがリアル感を持って今でも自分の中に残っています。
その後はしばらくお会いする機会はなかったのですが、夏秋さんのバンド「Uoo Moo」と偶然のジョイントライブ。そして山奥の一軒家で満月を楽しみながらお酒やセッションを楽しむ「燦月祭」で一緒になった時、あまり即興演奏になれていない僕らに「即興ってどの音だしても間違えってないんだよ」とさらっと奥の深い事を言う夏秋さん。お酒に身を任せ1日中一緒に音を出して遊びました。
それからは東京や夏秋さんの住む長野でも年に何度も一緒にライブをする様になりました。
夏秋さんはお話しをしていても「うん、うん。」と言いながらいつも全てを受け入れてくれます。 一緒に演奏をしていてもそれは同じで、 いつも曲を心地よい闇を醸し出す和音で包み込んでくれながら、 曲をいろんな方向へと導いてくれる気がして、 一緒に演奏するのが毎回楽しみです。
そして今回の「じぶこん へそ祭」では、 グランドピアノも弾いてくれる事になり、 ぐっと演奏に深みを増す事になるのではないでしょうか!
またさらにたくさんのスペシャルなメンバー達の中で、どんな化学反応が起き、どんな風に飛び散って行くのか今からワクワクしております。
皆さまもどうぞ夏秋さんワールドをお楽しみ下さい、
筆:辻 岳春
〜Hico Natsuaki / 夏秋 文彦 プロフィール〜
音楽家(鍵盤ハーモニカ、ピアノ、口琴、コンツォフカ、etc.) 鍵盤ハーモニカをはじめ数多くの楽器を操り、 オリジナルの楽曲や即興演奏を中心としたライブ活動を展開。 ソロライブそして数多くのミュージシャンとのコラボレーションをしながら、日本はもとより世界各国で演奏活動を続けている。 伊那谷に棲む音の万屋。 ■ホームページ http://angel.ap.teacup.com/hico/
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